鼻トラブルの修正術について
鼻プロテーゼ法は、手術直後はとてもいいのですが、時間と共に周囲の自分の組織(皮膚、皮下脂肪、筋肉、軟骨、骨など)がプロテーゼによって圧迫され続け、縮んだり、薄くなったり、血行が悪くなったりして以下にのべるような様々なトラブルをおこしてきます。
こんな症状はありませんか?
鼻先が赤くなったり、白くなったり変色してきた ⇒ 【1】
プロテーゼの輪郭が不自然に浮き出てきた ⇒ 【2】
皮膚が薄くなりプロテーゼが白く透けてみえるようになった ⇒ 【2】
鼻根部がグラグラして不自然に動く ⇒ 【3】
プロテーゼがずれて、鼻筋が曲がってきた ⇒ 【3】
ブタ鼻のように鼻の穴が正面からみえるようになった ⇒ 【3】
鼻根部が異常に高くなってきた ⇒ 【3】
硬くしこってきた ⇒ 【4】
輪郭がでこぼこになった ⇒ 【4】
鼻が全体的に赤くなって腫れてきた ⇒ 【5】
異物感や違和感がある ⇒ 【6】
表情が乏しくなり、お面のようになってきた ⇒ 【7】
傷跡が目立つようになった ⇒ 【8】
鼻の穴が小さくなってきた ⇒ 【8】
左右の鼻の穴の形が非対称になってきた ⇒ 【8】
【1】 皮膚の変色
特に鼻先までプロテーゼが入っている場合、鼻先に最も負荷がかかり、その部分の皮膚がうすくなってきて、白く変色し、赤くなってくることがあります。そのまま放置するといずれ皮膚が破れ、穴があいてプロテーゼが飛び出してくる可能性が高くなります。皮膚の色が変色してきたら、要注意です。
【2】 皮膚が薄くなる
特に厚いプロテーゼを入れた場合、皮膚はプロテーゼによって下から突き上げられ、だんだん薄くなってきます。そうなると、プロテーゼの輪郭が不自然に浮き出てきたり、白く透けてみえたりすることがあります。鼻の血行も悪くなるので、特に冬、冷たい風にあたったりすると、血の気のない真っ白な不自然な鼻になってしまいます。
【3】 プロテーゼの移動
プロテーゼを入れる際には、鼻根部が動かないように骨膜の下にプロテーゼを挿入して固定するのが正式の手術ですが、ちゃんと骨膜下に挿入されていなかったり、なんらかの外力が加わってはずれたりすると、鼻根部がグラグラして不自然に動いたり、プロテーゼがずれて、鼻筋が曲がったりすることがあります。また、プロテーゼが上方(額側)にずれていくと鼻根部が異常に高くなり、鼻先も上へ引っ張られ、ブタ鼻のように鼻の穴が正面からみえるようになります。
【4】 しこり、でこぼこ
体の中にプロテーゼのような異物を埋め込むと、異物を排除しようとする体の反応で、プロテーゼのまわりに被膜と呼ばれる膜が形成されます。この被膜は年数がたつと石灰化し、硬くしこったり、部分的に厚くなり、輪郭がでこぼこになったりすることがあります。
【5】 化膿しやすい
プロテーゼのような異物はバイ菌に弱く、鼻のまわりにできた吹き出物やおできからバイ菌が入ったり、不潔な指で鼻の穴をほじったりして菌が入ると鼻全体が化膿して赤く腫れあがることがあります。こうなるとプロテーゼを抜かないかぎり化膿がおさまらないことがあります。また、最近増えているのが、「鼻腔内開放」という難しい名前のトラブルです。これはプロテーゼを挿入する際に、鼻の皮膚に負担をかけないようにするために、鼻骨や軟骨を削ってプロテーゼを入れた場合に多くみられる症状です。鼻骨や軟骨を削りすぎた場合、鼻の穴の奥の空洞(鼻腔)を覆っている粘膜に傷がつき、そこからばい菌が進入して感染をおこしてしまうことがあります。
【6】 異物感、違和感
シリコン製プロテーゼにはハードタイプ(硬質シリコン)とソフトタイプ(軟質シリコン)がありますが、いくらソフトタイプといっても、異物には変わりありませんから、体に埋め込むことで異物感や違和感を感じる方がいます。「自分の鼻じゃないみたい」「なんとなく鼻が重苦しい」といった不定愁訴を訴えることがあります。皮膚が薄くなったとか、皮膚の変色などの具体的なトラブル症状がなくても「異物を入れてしまった罪悪感」などの心理的な抵抗から様々な症状が出てくることがあります。
【7】 不自然な表情
例えば5ミリのプロテーゼを入れると、手術直後は5ミリ高い鼻になりますが、数年のうちに皮膚が薄くなって、実際には2~3割低くなってしまいます。また皮膚が薄くなると中のプロテーゼの輪郭が強調され、大きく固い鼻という印象を与えやすくなります。笑っても皮下に固い人工物が入っているので表情が乏しくなり、お面みたいと言われます。また、年をとるにつれて顔の周りの部分はシワやタルミができて、自然に老化していくのに、鼻の部分に埋め込んだプロテーゼは老化しないのでその部分だけ異様につっぱり、てかった感じになり、不自然に浮き上がって目立ってしまいます。
【8】 傷跡
鼻の手術は傷跡が隠れるように鼻の穴の中を切開して行いますが、切開の部位が適切でなかったり、ケロイド体質があったり、同じ部位を何度も切開して修正していたりすると、傷跡が盛り上がって固くしこってくることがあります。そうなると外から傷跡が見えるようになったり、鼻の穴が小さくなったり、左右の鼻の穴の形が非対称になったりすることがあります。
以上に述べた様々なトラブルから、プロテーゼを抜きたい、自然な自己組織(軟骨や筋肉の膜など)に入れ替えたい、と来院する方が増えています。プロテーゼを入れたことで様々な悩みをかかえ、誰にも相談できず「美容整形を受けた自分が悪い」と自分自身を責める方もかなり多いようです。でも一人で悩む必要はありません。トラブルの元になっているプロテーゼを抜いて、ご本人の体の組織を使って自然な鼻の形を再生できる方法があります。恥ずかしがらずに遠慮なくご相談下さい。
隆鼻術で最も多く使われるプロテーゼを鼻に挿入する方法は、時間の経過とともに、皮膚が薄くなり皮膚の色が変色し、最悪の場合はプロテーゼが皮膚を突き破って露出する危険性があります。
五本木クリニックの鼻のプロテーゼ修正手術は、自己組織(筋膜、軟骨)移植によるナチュラルな隆鼻術です。これはご自分の組織を移植で隆鼻が自然な美しいラインをつくる鼻整形です。
